当事務所の金融・証券取引紛争の解決実績

 ここに掲載したのは、当事務所の金融・証券取引紛争の解決事例の一部です。
金融・証券取引紛争の場合、判決にまで至らず、和解で解決される事例が多く、当事務所でも多数の和解事例があります。ただし、和解の内容は、金融機関の要望により内容を口外できない約束になっているため、公にすることができません。
そこで、最近の勝訴判決を中心に、20事例以上を掲載しております。

【解決事例】令和6年3月14日東京地裁勝訴判決

当事務所が原告代理人を務めた仕組債に関する損害賠償請求事件で勝訴判決を獲得しました。  みずほ証券が、高齢の女性顧客(取引当時70歳代)に対し、ブラジルレアルやトルコリラに連動した仕組債……

【解決事例】令和3年12月15日東京地裁勝訴判決

当事務所が担当する事件で東京地裁にて勝訴判決を獲得しました。 相手方がJPアセット証券株式会社で、東京地裁民事第5部合議体は日経225ミニ先物取引を顧客に勧誘した事案で実質的一任売買で無……

【解決事例】令和3年10月20日東京高裁勝訴判決

当事務所が担当する事件で東京高裁にて勝訴判決を獲得しました。 相手方がSMBC日興証券(旧SMBCフレンド証券)で、東京高裁は顧客2名の取引のうち株式取引の回転売買が認められる期間の取引……

平成27年4月14日東京地裁判決(仕組債取引に関する説明義務違反)

個人顧客が原告,SMBC日興証券が被告の損害賠償請求事件であり,EB債と呼ばれる仕組債取引に関する説明義務違反が認められた事例

平成24年11月12日東京地裁判決(判例時報2188号75頁)

個人顧客が原告,野村證券が被告の損害賠償請求事件であり,プロテクション付ノックインプット・エクイティリンク債と呼ばれる仕組債について説明義務違反を理由に損害賠償責任が認められた事例 *本件は控訴……

平成24年5月15日広島地裁判決(デリバティブ取引における説明義務違反)

広島の中堅企業が顧客で、野村證券が相手方証券会社の事件で、為替デリバティブ取引における中途解約の解約精算金について説明義務違反が認められ,遅延損害金を含めて3億円を超える金額の損害賠償責任が認められた……

融資者の注意義務違反を認めさせた判決を獲得

融資者の注意義務違反を認めさせた判決を獲得(平成30年3月19日 秋田地裁判決) 秋田地裁1部合議体(斉藤顕裁判長)は,平成30年3月19日,被告である秋田県信用組合から,競売物件を紹介されて3……

商品先物取引についての虚偽申告を認めさせる判決を獲得

商品先物取引についての虚偽申告を認めさせる判決を獲得(平成29年12月21日 東京地裁判決) 第一商品で商品先物取引を行って損害を被った顧客が損害賠償請求を求めた事件で、東京地裁民事第16部は顧客が……

為替デリバティブ被害の被害4割と遅延損害金総額6900万円を回復した判決を獲得

為替デリバティブ被害の被害4割と遅延損害金総額6900万円を回復した判決を獲得(平成28年4月15日東京地裁判決)

三菱UFJモルガンスタンレーPB証券に適合性原則違反を認めさせる判決を獲得

三菱UFJモルガンスタンレーPB証券に適合性原則違反を認めさせる判決を獲得(平成28年3月14日東京地裁判決) 相手方が三菱UFJモルガンスタンレーPB証券で、主婦が2006年に夫が死亡した後、……