プロテクション付ノックインプット・エクイティリンク債(通称「EKO債」)

クーポン: 13.50% (年率,30/360ベース)
プロテクション金額: 0 円(プロテクションは付与されておりません)
参照ポートフォリオ 想定元本総額: 20億円
発行日: 2006年5月●日
利払日:
 
初回2007年5月●日 ,以降毎年5月●日(年1回),但し 当該日が営業日でない場合は翌営業日
参照期間: 2006年4月●日から満期償還額 決定日まで(両日含む)
満期償還額決定日: 2009年4月●日
満期償還日: 2009年5月●日
発行価絡: 100.00 %
満期償還額:

 

以下のように計算されます 。
(ⅰ)参照ポートフォリオ損失額(L) <プロテクション金額の時
      元本100 % の現金により償還されます 。
(ⅱ) プロテクション金額 ≦Lの時
      1券面あたり,券面金額×R(%)の現金(円未満四捨五入) により償還されます。
                             L - プロテクション金額
    R = 100 - ――――――――――――― × 100 (%)
                     発行額
                (小数点第2位未満切捨て)
※但し,Lがプロテクション金額と発行額の和以上となる場合,
   償還額はゼロとなります。
参照ポートフォリオ損失額(L):

 

参照ポートフォリオを構成する各オプションに係る損失額の合計となります。
各オプションに係る損失額の計算方法は以下のようになります。

①参照期間中,株価(ザラ場含む)が一度でもノックイン価絡以下になり,
 かつ,Pⅰ< Kⅰである場合
         T         Pi
 損失額 = ― × (1 - ―― )
         N         Ki
             (円未満切捨て)
        T:想定元本総額
        N:参照対象抹式の銘柄数
        Kⅰ:銘柄ⅰの基礎価格
        Pi:銘柄iの満期償還額決定日の終値
②参照期間中,株価が一度もノックイン価格以下にならなかった場合,
 またはPⅰ≧Kⅰである場合

 損失額=ゼロ

券面: 0. 5 億円

*3年間年利13・5%固定金利なので合計40・5%の高金利を受け取れるが,参照対象銘柄のボラティリティからするとノックイン確率が極めて高く,元本毀損確率も極めて高いため,最終的にノックインして元本がゼロになる可能性が高い商品。購入時の理論価格(時価)は70円未満であったりする。

日経平均株価連動債(2倍レバレッジ型)

1券面の金額(額面): 10,000,000 円
発行日: 2006 年6月●日
国内受渡日: 2006年6月●日(経過利息無し)
利息起算日: 2006年6月●日
償還日:
 
2011年6月●日
(5年債,ただし発行後3ヵ月後より早期償還条項の適用あり)
発行価格: 100%
償還価格:

 

a)ノックイン事由が発生しなかった場合, 額面の100%
b)ノックイン事由が発生した場合,以下の式で計算される価格

               2× (最終指数値-当初指数値)
額面の100% × ( 1+ ――――――――――――――――― )
                                         当初指数値
ただし,最小償還価格0%とします。

最終指数値: 償還日の10取引所営業日前の日経平均株価終値
当初指数値: 15,255.00 円
ノックイン事由: 観測期間中,日経平均株価(取引時間中の価格を含む)がノックイン価格未満となること
観測期間: 2006年6月●日(約定日の翌日)以降,償還日の10取引所営業日までの期間
ノックイン価格:

 

10,678.50円
利払日及び利率:毎年4回,3月・6月・9月・12月の●日に以下のクーポンが支払われます 。
①当初3ヶ月間(2006年9月●日迄)    
 年率5.00%(30E/360)
②以降
 各利払日の10取引所営業日前の日経平均株価終値が
 クー ポン判定価格以上の場合
 年率5.00%(30E/360)
 クーポン判定価格未満の場合
 年率0.10%(30E/360)
クーポン判定価格: 12,966.75 円
早期償還条項:
 
各早期償還可能日の10取引所営業目前における日経平均株価終値が早期償還判定価格以上であった場合,本債券は額面の100%で当該早期償還可能日に早期償還されます。
早期償還可能日: 2006年9月●日以降2011年3月●日までの各利払日
早期償還判定価格: 15,636.38 円

*日経平均株価の2倍レバレッジリスクを負う商品である。ノックイン事由(5年間に日経平均株価が70%以下に下落すること)が発生しなければ満期で100%戻ってくるが,70%以下に下落すると下落率の2倍で元本毀損するハイリスク商品である。ボラティリティから計算すると5年間で日経平均株価が70%以下に下落する確率が相当程度あり,「日経平均株価は平均値のような物なのでそこまで下落する可能性は低い」といった説明とは相当大きなギャップがある。見せかけの安全性と裏腹にハイリスクな商品。

東証マザーズ指数連動債(2倍レバレッジ型)

1券面の金額(額面): 10,000 ,000 円
発行日: 2007年2月●日
利息起算日: 2007年2月●日
償還日:
 
2012年2月●日
(5 年債,ただし発行後3ヵ月後より早期償還条項の適用あり)
発行価格: 100.00%
償還価格:

 

a)ノックイン事由が発生しなかった場合,
額面の100%

b)ノックイン事由が発生した場合,以下の式で計算される価格
                 2 × (最終指数値-当初指数値)
額面の100% × ( 1+ ―――――――――――――――― )
                      当初指数値

ただし,最大償還価格100%,最小償還価格0%とします。

最終指数値: 償還日の10取引所営業日前の東証マザーズ指数終値
当初指数値: 1,128.26(=スポット )(100%)
ノックイン事由: 観測期間中,東証マザーズ指数(取引時間中の価格を含む)がノックイン価格未満となること
観測期間: 2007年2月●日以降,償還日の10取引所営業日前までの期間
ノックイン価格: 597.98円(=スポット×53.00%)
利払日及び利率:

 

毎年4回,2月・5月・8月・11月の●日に以下のクーポンが支払われます 。
①当初 3ヶ月間 (2007年5月●日迄):
  年率 9.00% (30E/360)
②以降
各利払日の10 取引所営業日前の東証マザーズ指数終値が
クーポン判定価格以上の場合:
年率 9.00% (30E/360)
クーポン判定価絡未満の場合:
年率 0.10% (30E/360)
クーポン判定価格: 902.61円(=スポット×80.00%)
早期償還条項:
 
各早期償還可能日の10取引所営業日前における東証マザーズ指数終値が早期償還判定価格以上であった場合,本社債は額面の100%で当該早期償還可能日に早期償還さ れます 。
早期償還可能日: 2007年5月●日以降2011年11月●日までの各利払日
早期償還判定価格: 1,184.67円 (=スポット× 05.00%)
計算代理人: ●●
上場 : ロンドン証券取引所に上場
取引所営業日: 東京証券取引所が業務を行っている日
営業日: 東京,ロンドン
参考東証マザーズ指数値: 1,128.26 (スポット)

*東証マザーズ指数の2倍レバレッジリスクを負う商品である。ノックイン価格はⅱよりも顧客側に有利な価格になっているが,東証マザーズ指数のボラティリティは日経平均株価よりも遙かに高いため,ⅱと同等ないしそれ以上にハイリスクな商品。